北越後の山々探訪
「山の遊学道」 山遊亀著

消えゆく山径を辿る旅は終わらない。
朝日・飯豊山地の密藪の山から身近な里山まで、二万五千分の一地形図に山名が記載されている北越後の山々(山北町・朝日村・粟島浦村・村上市・神林村・関川村・荒川町・黒川村・中条町・加治川村)130余座を全て訪ねた山行記。歴史、民俗、地質、動植物、山名由来、里人とのふれあいなど、その内容は広く、深い。
著者 山遊亀プロフィール
亀山東剛(かめやま とうごう)
1943年 新潟県中条町生まれ。
1960年7月に初めて飯豊連峰に登る。それ以降、朝日・飯豊山地を中心に四季を通じて山遊びにいそしむ。
30年間、粘土鉱物類全般の物性分析に携わってきたこともあって、自然界全般に興味をもつ。
中条山の会会員 岳愛倶楽部代表 越後藪山情報ネットワーク会員
新潟県中条町在住
推薦の言葉
吉田 明弘
世はまさに中高年の登山ブーム、名のある山々は週末ともなれば山頂は多くの登山者で埋め尽くされている。
その山々の中から名山が選定され「○○百名山」などの栄誉ある(?)称号が贈られた山は、さらに多くの登山者が訪れるようになっている。
しかし、名山の撰にもれた不遇な(いや幸運な)山々は今も訪れる人が少なく自然のままの姿を今日に残している。大自然の中に身を置く事に山遊びの価値を見出すのなら、これらの山々に訪れることが最高の山遊びということになると思う。
この本の著者山遊亀こと亀山さんは北越後の地形図に山名が載っている全ての山々に足跡を残された。登山道の整備されている山もあるが、多くは藪に覆われた山々だ。頂に至るには地形図を睨みながら、沢を遡り、藪をこざき、岩を攀じ、五感の全てを山に向けて歩いたに違いない。
そして、その足跡を残された山々にはそれぞれの思い出があることだろう。
この度刊行に至った「山の遊学道」は亀山さんの愛した北越後の山々探訪の記録だ。
この本は完売いたしました。
ありがとうございました。